diary

日記 雑記

初もん 栗ごはん

実家で栗ご飯を炊いてもらいました。テーブルの上に新聞紙をしいて、沢山の栗の硬い皮を包丁で剥く手間のかかる作業。炊き上がったら、初もんだからお仏壇にお備え。子供の頃からの光景です。今年初の栗ご飯、色が綺麗でほんのり甘くて美味しかった。

畑では茄子とピーマンがまだまだよく採れていて、茄子はフライパンで焼いておろしポン酢、ピーマンはごま油でじゃこと炒めたんをおかずにしました。まだまだ夏野菜の処理に追われながら、今の旬も追いかける食卓でした。

話はそれますが、帰省するたびに感じるのは、自分が年々、お仏壇の前で手を合わせると心が落ち着くようになってきていて、お線香に火をつける段階から内側がしんと鎮まってくるんですよね。

祖父が生きていた頃は毎朝祖父がお経を唱えていたのでその音をBGMに学校へ行く用意をしていました。今は祖母が唱えています。三つ子の魂100までというか、意識しない頃からそういう光景や、お線香と畳の香りが日常にあったから、自分を裸の心に戻すツールみたいなものになってるんだろうなと思いました。