3日間の断食記録
ふと思い立って3日間の断食をしてみました。
断食は、ダイエットや病気治し、肌の改善など、色んな目的で行う人がいますが
わたしの場合の目的は
「デトックスと、体の機能アップ」。
本来は専門家に見てもらいながら行うか、関連の本を読んでするのが良いので
自己流ゆえ同じことをするのをお勧めすることはできませんが
食べないことで得られる恩恵がいくつかあったので、書き留めておきます。
わたしの断食は、3日間固形のものは食べないということと
・水
・塩分やミネラルの含まれた水分(梅酢をお湯で薄めたもの、昆布出汁のスープ)をたっぷり惜しみなくとる
という過ごし方をしました。
【断食中の体調の経過】
●1日目
眠くてだるくて、ひたすら寝ました。
●2日目
掃除、ラジオ体操をする。以外と動けます。体が軽いと感じます。
お湯で薄めた梅酢がとても美味しい。
●3日目
体は変わらず軽い。食べなくても動けることに驚きます。昆布出汁のスープがとても美味しい。
でも頭の中は、食べ物のことしか考えられなくなりました。「あれが食べたい、これが食べたい」とネット検索エンドレス、、。
しかもカレーライスとか、ラーメン、チャーハン、カツ丼、クッキー、チーズトースト、コーヒーという、小麦と砂糖と油の世界に首ったけ。大好きなものばかりが頭を占めます。
4日目の朝は、頭の中の「食べたい祭り」は不思議なくらいに鎮静化し、スコンと抜けていました。
ラジオ体操は無理でした。さすがにフラフラです。
4日目からは回復食です。
断食後の回復食は3日間程続けるのが良いらしいです。
胃が赤ちゃんのようになってるとイメージするとわかりやすいそうで
動物性のものは避け、消化に優しいものを食べるのが良いとのことでした(ヨガの先生をしている方のブログを参考にした)。
【断食明けの回復食】
●1日目
朝兼昼食:十割蕎麦(具なし。昆布出汁、醤油、塩のみで味付け)。
夕食:サツマイモを蒸して潰したもの。
●2日目
朝兼昼食:昨日と同じ十割蕎麦(白ネギ入り)と、前日のサツマイモのペースト。
夕食:切り干し大根の煮物(戻し汁と醤油で炊いたもの)と、湯豆腐。
●3日目
朝兼昼食:十割蕎麦(白ネギと薄揚げ入り)と、前日の切り干し大根の煮物。
夕食:サラダ(ベビーリーフ、豆腐、ミニトマト)と切り干し大根の煮物ラスト分。
でした。どんだけ蕎麦好きやねん、という感じですが。
この回復食がかなり美味しかったです。
特にお蕎麦のスープのお醤油が美味しかった。
昆布のみの出汁だから全体的に頼りない味かなと思っていたんですが、むしろ醤油の風味が良くわかって美味しい。
湯気といっしょに上がってくる香りも鮮明で「充分濃い」と感じられます。
心も満足でした。
空っぽになる3日間を過ごして
内側に静けさが生まれ
考え事もせずにゆっくり食べることができ
まさに「味わえ」ました。
断食によって美味しさの幸福度が増し増しです。
今回の断食で自分なりにわかったことは
●人は3日間くらいは食べなくても動けるし、生きられる。
●断食をすると、内側に瞑想のような静けさが生まれる(思考のデトックス)。
●断食をすると、味覚と嗅覚が研ぎ澄まされて、その後の食事の幸福度が増し増しになる。
●筋肉と骨とは関係ないところから、元気が湧く感じがする。
ということでした。
暇人の断食記録。
お付き合いいただき、ありがとうございました。