diary

日記 雑記

「平和やなあ」

海外観光客が見込めなくなっているというKyoto。ほどほどに、空いています。

 

日頃からインバウンドなど関係なく、地元にがっちりと愛されているお店は、変わらず繁盛しているようすです。

 

でも街を歩いていると、やっぱり空いている。

大通りもスイスイ歩けますし、「おお、呼吸空間が広がったな」と感じます。

 

日本人が人口の概ねを占めていて、プラス少しの海外観光客の人たちがいるという景色。

なんだか「少し前の京都」に戻ったみたいで、懐かしさすら感じます。

10年少し前くらいの京都はこんなんだったな。

 

そんなことを思いながら歩いていると、後ろの方で学生らしき男子2人の会話が聞こえてきて

「見てみぃ。人減って、平和やなあ(しみじみ)。」と。

うん、わかる。。

 

いつのまにか、異常な人数の海外観光客に対応すべく、街中の意識が、時間も手間も空間もそっちに明け渡し過ぎていて、疲れていた。

それが今、自分たちのところに戻ってきている、そんな感覚というか。

 

海外のお客さんを相手にしていた方は本当に商売上がったりだと思うし、何より商売どころではなく、ウイルスのことで状況は戦々恐々としているべきなのかもしれない。

 

でも、起きている物事はいつだって、いろんな角度から見ることが出来るとして

この人口密度の低さについては、

「平和やなぁ。」というのが一番しっくりくる、そんな一個人の感想です。