春とメイクとproud of myselfな表情
仕事の帰り道、
桜の木と若者たち、新社会人の群れを横目に
ヨロヨロしながら
なんとなくデパートのコスメキッチンに寄りました。
そしたら
若い男の子がカウンターでメイクしてもらっていて
そのときの男の子の表情がとってもよくて
思わず惹きつけられました。
どう良かったかっていうと
その目からは
あふれんばかりのめかしゴコロと
自信と探究心が出ていました。
熱心に美容部員さんのトークを聞きながら
鏡に向かって伏し目にして顔を左斜めにし
少し顎を上げて
シャドウの色目を確認中。
いい香水でも香ってきそうな
大人っぽい表情でした。
それを見てわたし
「ちょっと。負けてらんない。
わたしはカウンターであんな表情できない。
無意識のうちに自信なさそうor遠慮がちにして、子供くさい表情つくりがちだし。
それに最近ボサっとしてた。
女サボってる場合ちゃうやん。」
と
奮起させられました。
普段メイクをするとき、
ただただ出かけられる顔に仕上げることが
目的になっていたんですが
本来は
自分の気分を上げるためのものだった
ってことを思い出しました。
テンション上がったもん勝ちだよなって。
美に対する向上心に
火をつけてくれたあの子に
感謝です。
新しい世界の
まろやかな春の夕方でした。