diary

日記 雑記

祈るように

身近な人に、その人の自力ではどうしようもない、防ぎようのないことが重なり、

何もしてあげられないことがもどかしく、無力に感じました。

 

横に座って、大変やったなあ、しんどいなあ

と一緒に言うことくらいしかできない。

ただただ胸を痛めたり、憤りを感じたりしていても、しょうがない。

あと出来ることと言ったら、

心配するのではなく、あの人は大丈夫だと確信することくらい。

 

そして今、大丈夫なわたしが、

その人の分も心の火を燃やそうと思いました。

その人の分も、生命体として力をみなぎらせる。今を精一杯生きることで。

 

直接的なヘルプにはならないけど、

これは祈りにも似ていて、きっと相手やその周りの人たちに届くと思っています。

わたしがこれまで受け取ってきた幸せや幸運は、もしかしたら誰かがわたしのために祈ってくれたことの結果かもしれない。

 

祈りって、実際に祈る行為だけじゃなく、

今を精一杯生きるという行為だけでも、

祈りになるのではないかと。

それは劇的変化を遂げさせるような薬ではないけど、時間をかけてゆるやかに、おだやかに

確実に土台を作り、気がつくとすごく良い状況になっている、というものなのかも。

 

大事な人がピンチのときに

力をあげられるように。

わたしはわたしのことを精一杯やろう。