料理でマインドフルネス
デジタルデトックスなる試みをやっていると、
いまここの
目の前の世界に意識を集中する時間が増えてきて
その恩恵は
料理をする時間にもでてきました。
どういうことかというと
料理中、以前よりもいっそう
五感をフルに使うようになりました。
素手で野菜という“自然”を触って
香りをかぎ
目で色を確かめ
音で火の通り加減や水分の量を感じ
そして味見をする
本能を使う
野生をつかう
そんな感じが
とても心地よく、癒しが起こりました。
料理って本来は
集中力半分でやっちゃあいけないくらい
尊い行程なのかもと思いました。
命を扱ってるし。
文筆家の松浦弥太郎さんがどこかの記事で
ご飯をつくるときに
「おいしくなあれ」
と
おまじないをすると書かれていて
わたしも
この丁寧な気持ちに拍車をかけて
ノリノリで気持ちを込めておまじないしてみました。
ほんとうにおいしくなりました。
自分一人のための料理でも
丁寧に
意識をもって作れば
ほんとうに
何にも変えがたい
美味しい時間の出来上がりなんですね。
3月は新年度に向けて
バタバタしやすい時期。
ちょっと疲れたら
日々のちょっとしたご飯づくりの時間だけでも
五感をフルにつかってみるのも
頭と心のリフレッシュに
いいかもしれません。